オーナー様こだわりのハイブリッドDIYリノベーション。
どういうことかと言うと、現代技術を必要とするものは最小限に使い、この家に合う古材、古材建具をオーナー様がこだわって探し出したものを再利用しました。
床・壁・外壁・土間など全体的な仕上りはDIYで仕上げたいとのご希望でしたので、構造材の補修や下地を整えるところまでが当社の施工でした。
大きな柱、大きな梁がとても魅力的な築160年の古民家。このような材料の大きさは里山に建つ古民家の特徴です。
水平に傾きがあったので柱をジャッキアップして水平を保つようにするのが一番の苦労でした。
千葉県産天然ヒノキ材、杉材をたくさん使った木の香りにみちあふれた家。オーナー様による竹小舞(土壁下地づくり)は、循環型エコリノベーションの真髄です。
和風戸袋は日本建築文化の継承という大事な意味もある豪華なしつらえです。